システム化の技術的な方向性とポイント
レガシーな防災無線システムを最小限に配備し、遍く範囲にはWiFiなどの代替接続方法を用いたIPネットワークを活用することで物理的な範囲の拡大と住民様へのICT利活用拡大に向けたプラットフォーム拡大が可能となるシステム構築を目指します。
- 防災無線システムについては、最重要エリアのカバーを主目的に整備し、広い範囲のカバーにはコスト効果を引き出すために、WiFiなどの代替手段で実現する。
- ネットワークシステムの稼働率と生産性を向上させるため、平常時と有事の際で利活用方法を明確に規定し、医療や福祉、学童の安全、高齢者の見守り、農業を中心とした産業振興と地域の活性化を目的とした利活用に応用する。
- 利活用促進にあたっては、クラウドサービスとスマホなどの利用者の所有するデバイスを活用し、Capex、Opexのコストバランスを図り、クラウドサービスの維持には、NPO組織や民間に委託し受益者の一部費用負担を含めたビジネスモデルの創出を図る。
- クラウドサービスを選択することで、継続的なサービスやビジネス開発が可能となる情報プラットフォームを構築させる。(新たなハード投資がなくてもサービス拡張が可能となるベースをつくる)
SDN+ NFVによるクラウド構築の方向性
ネットワークのイメージ